百姓百貨店2017

新潟県長岡市木沢集落で大学生3人がインターン中に感じたことを綴ります。

はじまり はじまり

はじめまして!
百姓百貨店のブログを始めました。
百姓百貨店2017年インターン生で新潟の大学に通うさっこです。よろしくお願いします!
 
私たち百姓百貨店のインターンメンバー3人は、新潟県長岡市川口地域の木沢集落にある「里山ハウス」で8/16から暮らしています。

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この木沢集落は、川口地域の山の上にあり、このように美しい景色を眺めることができます。

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冬になると3〜4mも雪が積もる木沢。

わたしたちは木沢に来てから、毎日、ここに暮らす人たちのお話を聞きに行っているのですが、その中で面白いものや、嬉しいもの、ワクワクするものをたくさん見つけることができます。

 

先日、この集落に住むヒデさんの家にお邪魔して、お話を伺ってきました。
好きなものは何か、と聞くと、「冬になると余った布を使って、巾着やクッションを手作りするのが楽しい」と教えてくれました。冬になると雪が高く降り積もるため農作業ができないので、何かできることはないか、と2年前からはじめたそうです。
 
ちょっと恥ずかしがりながら、それでも笑顔いっぱいに話してくれる姿がものすごく素敵でチャーミングでした。
 
わたしは、秋田市の中心部で18年間暮らし、その後大学に入学後、新潟市を中心に暮らしてきました。ずっと駅の近くに住んでおり、どこに行くにも楽だし、駅に行けばたくさんのモノも手に入り、そこそこ便利な生活を送れていました。また、それが幸せだと思っていました。

でも、ヒデさんのお話を伺った帰り道に、便利なことが必ずしも楽しみを生み出すわけではないのでは?と疑問を持ちました。ヒデさんが冬に農作業ができないからこそ見つけた布を使った作品作りのように、人々が不便だと思っているところに実は楽しみが隠れているのかもしれません。

ヒデさんのお話は、私の価値観を少し変えてくれたように思います。


こんなふうに、毎日出会ってお話をするたびに、新しい発見があってとても楽しいです!これからの生活にワクワクしています!


今後も更新をお楽しみに!

さっこでした〜〜!