百姓百貨店2017

新潟県長岡市木沢集落で大学生3人がインターン中に感じたことを綴ります。

木沢で暮らすこと

こんにちは!
百姓百貨店インターン生ゆりえです!

東京で生まれ育ち、今は新潟市内で農学を学ぶ20歳です。 

今回初めて山で暮らすということで、とてもワクワクしています☺︎

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私がこのインターンへの参加を決めたのは、
『就活だけじゃない将来選択』をしたいと思ったからでした。


東京にはいいなぁ素敵だなぁと思う仕事が沢山あります。
いつでも目新しいものがあって、電車に乗ればどこへでも行けて。

 

でもそこに自分らしい暮らしがみえないなぁって。
そもそも私らしい暮らしってなんなんだろう。

ずっとそう考えていました。

 

 

***


ここ木沢集落は12年前の中越大震災で大きな被害を受けました。

土砂崩れが起きて集落は孤立し、電気やガスも止まりました。

しかし、家にあるものを持ち寄り、自家発電機を小学校に繋いで生活して、
震災翌日には、集落の人達が力を合わせ重機や燃料を持ち寄って自力で道の復興をしたと言います。

 

木沢に来て3日目、

「(道の復旧をしている)あの時は楽しかった!面白かった!」と笑顔で語るそういちろうさんをみて、

 

ああここには生きる力があるんだ。ここで生きているんだ。

そう思いました。

 

もちろん震災の影響は大きくて、亡くなった方もいるし、集落を離れ町に出た方もいる。
後何年、この集落があるかもわからない。

でも今ここで、生きているこの人たちの暮らしを肌で感じられる、今を共有できる

このインターンはなんて素敵なんだろう。

 

ここにいたら、きっと私らしい、私がしたい暮らしに近づける。

そう思っています。

 

そんなこんなでこのインターンへの参加を決めたわけですが、とにかく驚くことや楽しいことが沢山あります。

そんな日々を言葉にしてここで発信して行きたいなぁと思っています。

 

よろしくお願いします!

 

(ゆりえ)